婚約者のラウレンツ王子の誕生会に出席するため、都を訪れた公爵令嬢のヴァネッサ。彼女は病弱なので(表向き)、ほとんど領地から出たことがない。だから王宮訪問も王子に会うのも初めて。 だというのに王子から『真実愛する人がいるから』と婚約破棄を告げられる。 『もっと早く言ってくれれば都に来なくて済んだのに!』 と、怒り心頭のヴァネッサ。実は彼女にも思う相手がいるのだ。 だけど王子は案外悪くない人のようで、とりあえず友達から始めることに。短い王宮滞在中に仲を深めるふたり。 そしてヴァネッサがいよいよ領地に帰るという日に…… (カクヨムなどでも公開しています)
更新:2022/10/27
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偽聖女の汚名を着せられ、追放されたエヴリーヌ。公爵であるクリストフの屋敷に滞在できることになったけれど、彼は恐ろしいオオカミ型魔獣、フェンリルの姿をしていた。 でも、瞳も口調も性格も穏やかだ。 クリストフのもふもふの毛は、エヴリーヌに昔飼っていた愛犬を思い起こさせた。 「もふもふしていいですか?」 「犬吸いは?」 「毛並みのお手入れは?」 積極的なエヴリーヌに、クリストフはたじたじ。魔獣の姿をしていても、中身はふつうの青年なのだ。 ◇◇ これは、無自覚天然のエヴリーヌと、昼間はもふもふ魔獣、月の光をあびると美青年に戻るクリストフの、のんびりな恋のお話です! ◇こちらは氷雨そら様による『モフモフヒーロー主義企画』参加作品です◇
更新:2024/4/28
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乙女ゲームのヒロイン・マリエットに転生した元社畜の宮本は、推しの黒騎士とのハピエン目指して王宮の侍女見習いとなる。 ところが最初に出会った攻略対象は、最も避けたい第一王子ムスタファだった。 彼の溺愛ルートのエンドは世界滅亡。マリエットは闇の世界で幸せになる筋書きだ。 しかもムスタファの前世は世界で一番嫌いだった男、木崎。 なんの因果だと嘆いたけれど、お互いに溺愛ルートを回避したいと利害が一致。近寄らない関わらない距離を置こうと決めたのだが……。 ◇◇ 前世に因縁のあるふたりが、なかなか素直になれないながらも、あれこれ乗り越えて幸せになるお話です! (こちらの作品には長さ半分の《コンパクト版》もあります)
更新:2024/4/1
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地味な伯爵令嬢ヴィオレッタは、家族に疎まれ、年頃だけど屋敷で読書ばかりしている。 一方で、派手好きで愛嬌のある双子の妹は、父親の愛情を独占し遊び回り、ついには第二王子を射止めた。ところが彼には婚約者がいたことから、国王が激怒。『死神公爵』との結婚を命じられてしまう。 妻になった女性が必ず死ぬという『死神公爵』。結婚を回避したい妹と父は、ヴィオレッタを身代わりに差し出すことに決めた。 逃げようのないヴィオレッタは諦めて『死神公爵』の元に赴くけれど、姉だと疑われているようで窮地に立たされる。 そんなとき、ついに彼女にも死の影が……!?
更新:2024/1/18
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父親が賭博狂で借金まみれの伯爵令嬢アリアは、ツテを頼り王宮のメイドをしている。 ある日友達のフットマンが、実は国民に大人気の国王フィネルだと名乗り、それだけでもびっくりだというのに、『期間限定の王妃になってくれ。白い結婚でいいから!』と頼んできた。 契約料をくれるならとアリアは了承するが、フィネルの溺愛演技は完璧で、いつのまにかおしどり国王夫妻なんて言われてしまうように。 これは離婚しにくくなると不安になったアリアは嫌われ王妃になるべく、作戦を練るが…… (カクヨムなどでも公開しています)
更新:2023/8/19
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公爵令嬢のリリアナは愛する婚約者ガエターノ王子に婚約破棄をされたあげく、災厄の竜の生け贄になれと命じられてしまう。 国内には疫病が流行っているのだが、この竜に生け贄を捧げると災いが消え失せるとの伝承があるからだ。 覚悟と誇りをもって竜の元に赴くリリアナ。だけど突然現れた奇妙な男が、「災厄の竜なんてものはいない」と言ってーー。 ◇◇ 最愛の婚約者に捨てられた令嬢が、呪われて永遠を生きる魔術師に出会って、新しい恋をしたり彼の呪いをとくお話。
更新:2022/11/30
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